想像移住

進む時間の速さに追いつけない

台湾旅行3日目(行く場所がなくなってからが本番)

台湾旅行3日目、起床即身支度して昨晩目星をつけた朝食屋へ。

世界豆漿大王、めちゃくちゃ美味しい

お店の女将さんが日本語堪能、弾けるようなスマイル、店内に猫までいて、まだ食べてないのに僕はたいそう気に入ってしまった。

豆漿という豆乳スープと焼餅?という中華風パンを注文した。ここまでで食べた何よりも美味しいなあ、と思いながら食べる。黙々と食べる。出勤前にテイクアウトしていく人がかなり並んでいた。ここは人気店なのだ。

コンビニでコーヒーを買ってホテル前の公園でぼんやり過ごす

大変うまい朝ごはんが食べられて満足した足取りでファミマへ。ホットコーヒーを買ってホテル前に公園のベンチで30分ほど何もせずに座っていた。

見たことないでかい鳥がいて興奮した。近づいても逃げない。台湾の人たちからするといつもそこにいる存在なのか、誰も気に留めていない。でかい鳥なのに。

台湾の大きめの公園では朝から運動に励む人が多い。縄跳びするおじさんや、太極拳っぽいことをしている団体。眺めているだけで時間が過ぎる。

見たことない鳥

旅行中に思うこと①

台湾旅行をしていてずっとすごく楽しい。楽しいのだが、台湾が楽しいのか、現実逃避が楽しいのかわからない。少なくとも旅行中は次の仕事のことを考えなくていい。将来のことを考えなくていい。金の心配も今のところ必要ない。子供もいない。妻は寛容で優しい。旅行中は家事や夕飯の準備をする必要もない。

やり残したタスクも特にない。誰からの連絡を待つ必要もない(これが結構重要、以前営業職をしていたときはずっと着信やメールを気にする必要があって休まらなかった)。

台湾旅行に関していうと、台湾の人たちが普段着に金をかけていない感じが気に入った(偏見かもしれないし失礼な話だが)。日本みたいに着飾ったりピカピカの清潔な服じゃなくて、とりあえずあるものを着ている感がある。

建物も綺麗とは言えないし、飲食店もそこまで清潔ではない。店員の接客も適当というかへり下りすぎない。

他人の目を気にしなくていい感じがとても気に入った。旅行中だからかもしれないけど。

お土産を買いにサニーヒルズへ。

試食

ホテルをチェックアウトしてバスに乗り込み、パイナップルケーキの有名店「サニーヒルズ」へ行った。妻からの唯一の依頼、ここのパイナップルケーキをお土産として買ってきてほしいとのこと。

試食という名のカフェ利用ができた。パイナップルケーキ?とか思って食べたが、想像していた味とは違いかなり美味しい。これまで食べてきた全お菓子の中でもかなり上位に入る美味しさである。

美味しすぎたのでバックパックに詰め込めるだけの量を買った(12個買った、家で妻と共に、九分で買った烏龍茶のお供として食べている。)

サニーヒルズの前にもいい感じの公園があったので20分くらい日光浴をした。

台湾の原宿と言われる西門へ行く

特に予定もないので、台北駅方面へ向かいつつ、若者の街「西門」へ行く。西門は台湾の原宿的な位置づけらしい。だとしたら僕はあまり原宿が好きではないと言える。行ったことないけど原宿。そもそも30代半ばの男はターゲットじゃないのだろう。

昼食、謎の団子が入ったスープと謎の汁なし麺とルーロウ飯を食べた。スープが美味しかった。白玉かと思ってたら中に肉の餡が入っていて、肉汁がジュワッと滲み出る。スープは薄味で団子との相性が抜群だった。

西門にいてもどうしようもないので台北植物園方面へ向かう。

Peloso Coffee Roastersとかいう最高のカフェ

コーヒーを飲みたかったのでカフェへ入った。特に期待せずに入ったのだが、ここがとてもいいカフェだった。

若い男性の店員さんの物腰がすごく柔らかく、声の出し方が中華系の人のそれではない。店内は薄暗く、丁度良い音量でジャズが流れている。おそらくウェス・モンゴメリー。映画版トニー滝谷のポスターが貼ってある。大量の本が置いてあって自由に読むこともできる。

自分でカフェをするならこういう店にしたいと思うような場所だった。家をこういうインテリアにしても良いなあ、とも思った。

そして、特筆すべきは雰囲気だけでなくコーヒーがとても美味しいという点である。酸味が効いていて華やかな香りのあっさり系。台湾でこういうコーヒーを飲めると思ってなかったので驚いた。

美味しい珈琲

台北植物園

カフェ近くの台北植物園へ行ってみた、無料で入れる。植物がたくさんあるでかい公園。こんなん好きに決まってるやん、的な場所である。結果としては、かなり好きな場所だった。

ぐるっと2週して、良い感じのベンチに座った。それだけしかしてないので書くべきことがない。暑くなってきたら虫が増えるし蜂もいるかもしれないので、いくなら春までにいくべき場所だな、とか思う。

旅行中に思うこと②

旅行は行くべき当初計画した場所に行き尽くした後に行く場所が本当の目的地なのでは、と思う。今回の旅行は2泊でも十分満足できる日程だった。しかし3泊したからこそ良いカフェに入れたし、美味しい朝食を食べることもできた。植物園や公園で心ゆくまでぼんやりすることができた。

気に入った場所もあまり好きじゃない場所もあった。生きていれば色々あるし、納得いかないことや現状に満足できないこともある。それでもやっていくしかない、という気持ちになった。できるだけ心地良い空間と人間関係、心身の健康を保っていきたい。

桃園空港内のカプセルホテルへ

場所がめちゃくちゃわかりにくい

台北市内を後にして、桃園国際空港へ向かう。明日の飛行機が6:45発なので空港内のカプセルホテルに泊まる。

場所が分かりにくいけど、清潔でスタッフも親切、寝るだけなら十分すぎるホテルだった。近くに同じフロア内にコンビニもあるし、椅子や机もたくさんある。早朝便で行き来する際には次も利用したい。

翌朝5時起きで準備して、帰国した。

カプセルホテルなのにダイソンのドライヤー
帰りの飛行機、狭すぎる

帰国して海外旅行の効能を感じる

今回初めて一人で海外旅行をした。「若いうちに海外に行った方がいい」とよく聞くが、なぜなのか、日本でいいじゃんと思っていた。

しかし海外旅行には海外旅行をすることの効能があると感じた。特にその効能は帰国後に実感する。

福岡空港について、博多駅までバスで移動したのだが、なぜかいつもの博多に思えない。国外の人の視点でいつもの街を見てしまう。これが視野や、見識、物の見方が広がるということなのか、どうかはわからない。けど、いつもの街がすこしだけ違って見えるのだ。(翌日にはいつも通りの生活に戻ってしまったとしても)

海外で観光したり異なる文化に触れることも、食べたことないものを食べることも

、もちろん楽しい。だが、それよりも帰国後の方がもっと楽しい。俯瞰して自国のことを見られる視点を持てる。

帰国後の海外旅行ブースト感

ここは日本だし、言葉がわかる。何より安全清潔親切丁寧。そう思うとなんだってできる気分になる。スタバで注文したことないメニューも注文できる。店員さんがイケててシュッとしていても全然臆することなく。(僕はスタバの店員さんが怖い)

海外旅行ブーストがかかってる間にブレーキを離して慣性の法則を効かせてググッと前に進んでいきたい。

2023年3月台湾旅行記2日目(台湾市街地散策、国立中正紀念堂、九分)

7時ごろ起床。朝食を取りながら本日の計画を立てるべく、カフェを探して歩く。今日何をするか、どこへ行くか、何も決めていないのである。

日本と違ってカフェが少ない気がする。台湾人は台湾式朝食店で朝食を取るのだろうか。

cama coffee台北天津店

cama coffeeという店へ入る。英語ができないので、身振り手振りで注文。ホットコーヒーが伝わらない。「ホット」ではなく「ハットゥッ!」らしい。あと「ブラックコーヒー」ではなく「アメリカーノ」らしい。難しいぜ。なんとかホットサンドとコーヒーをゲット。普通に美味しい。(156元)

国立中正紀念堂

その後ぶらぶら散歩していたら国立中正紀念堂というところにたどり着いた。建物がデカすぎて台湾というか中国の凄さを感じた。広場の木に見たことのない鳥がとまっていて、近づいても全然逃げない。飼われていた鳥が逃げ出したかのようなフォルム。

大安森林公園

そこから唯一の行きたかった場所でもある大安森林公園へ。無条件にデカい公園が好きなので、かなりテンションが上がる。リスがそこらじゅうにいる。池には熱帯感のある魚が泳いでいる。知らない鳥もたくさんいる。1日中いても飽きないと思ったが、腹が減った。

室外機の群れ

ディンダイフォン 新生店

Googleマップを見ると、近くに有名なディンダイフォンがあったので行ってみた。開店直後にも関わらず、既に30分待ち。スマホから事前にメニューが見れて、注文もできてしまう。テクノロジーの勝利。

空芯菜炒と海老炒飯をハーフサイズ、小籠包を5個、賞味期限18日しかないビールを注文した。(748元)結構お腹いっぱいになった。

隣にいた初老のおじさんは一人で空芯菜炒一人前、小籠包10個、ゴツい肉料理、紹興酒をペロリと平らげていた。CoCo壱でロースカツにチキンカツトッピングライス500g5辛、みたいなイメージ。

湛盧咖啡 大安館

一休みするために、近くのカフェへ。中国語のメニューしかなくて全然わからない。店員に「ハットゥッアメリカーノ」を頼む。静かで空いていて、まあまあ居心地のいいお店だった。しかしコーヒー1杯で900円もして泣きながら支払った。

この時点でまだ12:00、この後何しようと思いながらぼんやり過ごした。

900円、貴族の珈琲

九分へ

時間を持て余したので、九分へ。地下鉄とバスを乗り継いで約1時間20分。バスで寝ていたら着いた。

千と千尋の湯婆婆の店のモデルとされているらしい阿妹茶屋に入店。平日の15時くらいだったのでかなり空いていた。

烏龍茶のセットを注文、「烏龍茶?あのサントリーの?」とか思っていたが、全然違った。何倍でも飲めるくらいスッキリしているのに、旨味というか甘みというか香りが良くて大変気に入ってしまった。(300元)

1時間くらいぼんやりして退店、お土産に烏龍茶の茶葉を買うためにうろうろする。とにかく人が多い。休日や大型連休になるとどうなってしまうのだろう。

疲れたので豆花を食べる。

九分はライトアップが始まる夕暮れから夜にかけてが見頃らしいが、人も多くてくたびれてきたので16:30ごろにバスと電車で台北市街地へ戻る。

夜の台北市街を散歩

松山駅に降り立ち、駅ビルを視察する。TSUTAYAユニクロ無印JINS丸亀製麺大戸屋などが入っていた。TSUTAYAの入口すぐの棚は日本語の雑誌コーナーになっていた。日本人が多く訪れるのだろうか。

Googleマップで見つけたルーロウ飯の店に行ったらルーロウ飯が売り切れていた。そこから10分程歩いて別のルーロー飯屋へ。ここがこの旅で一番美味しい食事となった。

90元

ぶらぶら歩いてホテルに帰りながら、スーパーを冷やかしたり、コンビニでビールを買い求めたりした。

早起きして夜まで行動したが意外と疲れはない。多分海外旅行ブーストがかかっているのだろう。

 

2023年3月台湾旅行記、1日目(士林夜市、台北市街地散策)

台湾旅行に行ってきた。

一人で海外に行ったことがなかったので、時間を持て余している今、行ってみようと1週前に決断したのである。急に行くことにしたので、あまり下調べせず、気の向くままに歩き回る旅となった。

日程

3泊4日の日程だが、最終日は午前6:45飛行機で帰国するため、実質3泊3日。

出発

JRで博多駅まで移動、博多バスターミナルはかなり混雑していた。特に太宰府行きのバスが長蛇の列に。大学生の卒業旅行や、海外からの旅行者が多い印象だった。

福岡空港国際線行きのバスは、全員座れるくらい空いていた。

バスの中でイヤホンを家に忘れてきたことに気が付く。さらに、11:55発の飛行機だと思っていたのが、実は10:55ということに気がついて冷たい汗が流れた。間に合わない可能性が十分にある。

空港内をダッシュして、チェックインカウンターへ向かう。幸運なことに、全く人が並んでおらず、3分ほどでチェックインを終えられた。

LCCのタイガーエアを利用した。手荷物のサイズや重量が厳しいと聞いていたので、1泊が限界くらいのサイズのバックパックに3泊分の荷物を詰め込んだ。実際のところ、バックパックなら多少サイズをオーバーしていても問題なさそうだった。

LCCとはいえ、意外とシートは広い(筆者183cm)。海外に行くときにLCC以外を利用したことがないので比較できないが、3時間くらいなら全然余裕だった。

機内は台湾へ帰る台湾人と、卒業旅行らしき若者が多かった。学生の頃に海外に行くっていいなあ、とぼんやり遠くを見つめる。

台湾に到着、SIMと現金、悠々カードを入手

台湾、桃園国際空港に到着。飛行機ってめっちゃすごいな、なんなんだ飛行機って、とか思う。あとこんな便利なものがあるのに、コロナで全く海外に行けなかったって結構すごいことだなあ、など思う。

入国カードが機内で配布されなかったので、タイムロス。オンライン入国カード推奨なのか。

SIMカード購入、5日間無制限で300元。1,300円くらい。最終日は空港から出なかったし、今となっては3日分でもよかったと思う。

空港のATMでキャッシング、5000元(約22,000円)2019年なら18,000円くらいだったのに、などブツブツ言う。

駅のカウンターで悠々カードというSuica的なカードを購入、チャージ込みで500元。これは絶対買っといた方がいい。

台北市街地をあてもなく歩く

この雑居ビルの2Fがホテルになってる

電車で台北駅まで行って、そこから徒歩15分でホテルへ。初めて場所、しかも海外なので目が泳ぐ。10:55の飛行機に乗って、移動していただけで既に16:00。

ホテルにチェックインして荷物を置いて、目的もなく一旦外出。裏路地を歩いてる時に目についた飲食店へ入ってみた。注文方法が分からず、座っていても何も起きなくて、諦めようかと思ったが、グーグル翻訳で「どうやって注文しますか?」と文章を出して店員に尋ねた。入口にある紙に書いて注文とのこと。わかるかーい!

小籠包と麺を注文してみた。味はかなり美味しくて、しかも安い(71元、約310円)。

移動して三越の地下のフードコートにて杏仁豆腐を食べた(90元、役390円)。あまり美味しくはなかった、というか元々杏仁豆腐がそこまで好きではない可能性がある。

さらに北上してぐんぐん歩く。この日は最終的に15km歩いていた。

士林夜市

この日唯一の目的地である士林夜市に到着。意外と人が少ない、閑散としている。平日の18時ごろだからかと思うが。

ざっと見て回って、地下の美食街なる場所で夕飯とした。牡蠣のオムレツ、帆立のおかゆ、ビールを注文(230元、約1,000円)。かなり微妙な味だった。

さらに夜市をぶらぶら見物してタピオカミルクティを飲んだり(50元、約220円)、マッサージを受けてみたり(45分、600元、約2,600円)、屋台で焼売っぽい何(70元、約300円)を買って食べたりした。

ホテルへ

地下鉄でホテルの最寄り駅まで行って、コンビニでビール買って(156元682円)、ホテルの下にあった屋台で水餃子買って(70元、300円)、ホテルで飲み食いして寝た。

客引きもいないし、暗い裏路地を歩いても特に危険は感じなかった。

知らない場所にいるだけで楽しい。街に溶け込みながら歩き回るのは楽しい。こういうことって20代のうちに済ませておくべきだなあ、と思いながら初日を終えた。

今週(2/27-3/5)したこと思ったこと

今週したこと

  • 運動

  • ベランダでコーヒー

  • ライブ

振り返ると大したことしてないなあ、と毎週思う。意識して何かしていきたい。

今週の運動

ランニング3回、水泳1(1300m)

予定がなければ午前中に走るか泳ぐかしている。

3-5キロくらいはなんとか走れるようになってきた。膝も痛くないし、ますます走ることが楽しくなってきている。

ゼロからスタートしたので、最初は急成長する、いまから成長曲線が緩やかになるだろう。暑くもなってくるし、ダレてしまわないように工夫したい。

 

ライブ

趣味の一つにバンド活動がある。

県外のバンドからイベントに誘われたので演奏してきた。交通費+小遣い程度のギャラをもらった。

旅行気分で出かけて趣味の演奏をして金をもらえるとは贅沢な身分だと思う。

打ち上げに参加して帰ったのが午前4時で、流石に30代半ばのオジサンには辛いのだ。

 

ベランダでコーヒー

今週は暖かく天気が良かったのでベランダでコーヒーを飲んだ。日に当たってるだけで気持ちが良い。

ベランダが駐車場から丸見えなので、真っ昼間から無職の男がベランダでコーヒーを啜っている姿が近所の人に目撃されてる可能性がある。

見た映画

エクストリーム・ジョブ

パラサイト半地下の家族

コラテラル

 

韓国映画はなぜか敬遠していて見て来なかった。村上春樹の納屋を焼くが面白くなかったからである。わざわざ映画館で見たのに早く終わらないかな、とだけ思っていた記憶がある。

食わず嫌いは良くないと思ってエクストリームジョブを見てみた。結構面白かった。

続けてパラサイト半地下の家族を見た。めちゃくちゃ面白かった。

韓国旅行に行ってみてもいいかも、と思った。

来週

台湾へ34日で行くことにした。無職期間の集大成と言える旅にしたい。

一人で海外へ行くのが初めてなので微妙に緊張している。

全てを調べ尽くして計画通りに観光するよりも、あまり下調べせず気の向くままに歩き回りたいと思っている。

ランニング、登山、水泳、病院

今週したこと

  • ランニング(5km走れるようになった)
  • 近所の山を登った
  • 水泳
  • 病院に2回行った

ランニング

とうとう、やっと、ついに5km続けて走れるようになった。かなり嬉しい。5kmを2月中の目標としていたので、達成できてよかった。

仕事辞めて走り始めた。最初は200mくらいで息が切れて足が痛くなったことを覚えている。「ランニングの才能がないのかも、向いてないから怪我する前に辞めるべき?」とか思っていたが、続けてよかった。

徐々に距離伸ばして、次は10kmを目指す。怪我をしないように少しずつ。

登山

家から車で90分かけて山まで行った。初めていく山で、思っていたより随分深い山だった。

平日の午前中、駐車場には他の車なし。鹿を2頭見かけてた。山頂付近にはまだ雪が残っていた。

ランニングの効果か、かなり楽に登れた。3月はもう少し大きい山に行きたい。

水泳

1100m泳いだ。前回は1000m、その前は800m。徐々に距離を伸ばせている。

平日、午前中の市民プールは老人しかいない。老人と共にクロールでスイスイ泳ぐ。

最終的には1500mを30分くらいで泳げるようになりたい。

病院

体の気になる、微妙に痛む、違和感がある部位の健診に行った。どちらも特に気にしなくて良いとのこと。

無職のいいところとして、時間を気にせず病院に行ける点が挙げられる。

来週

来週もまだ無職を続ける。無職というか専業主夫なのだが。

かなり無職が板についてきた。何もしない時間があっても気にならない。お金を使わずに楽しめる(図書館、ランニングなど)。

このままずっと労働から逃げ切りたい。

杏仁豆腐

精神的に健康な無職生活を送る方法

バレンタイン

精神的に健康な無職生活を送るには運動を欠かさないことと、日々積み上げられる目標を自分に課すことなんじゃないかな、と感じた。人によると思うが。

今週はかなり健康的に無職生活を送った

具体的には、毎日1時間は運動して、酒を飲まず、早寝早起きをしていた。

3kmのランニングを4回と水泳1000mを1回、近所の山へハイキングを1回。ランニングは回数を重ねれば重ねるほど脳汁が出る気がする。水泳も最初500mしか泳げなかったのに今週は1000m泳ぐことができた。

このまま継続してランニングは10km走る、水泳は1500m泳ぎきることを目標として取り組みたい。

具体的な目標を持って何かに取り組むのが楽しい

何事も目標があるのは良いことだなあ、と思った1週間だった。その目標が具体的に計測可能な数値であれば文句はない。そこに向かって淡々と日々を積み重ねていけばいずれ到達できる。到達した時、「少なくとも無駄な時間は過ごしてなかった」と思うことができる。

僕はこの歳(34歳/無職)になるまで何かを頑張ったことがないと胸を張って言える。部活に所属せず、大学は名前を書けば入れる偏差値の学校へ行った。就職してからはサボリーマンとして最低限の仕事だけをこなした。家に帰って酒を飲んで、週に10本の映画を見て過ごした。仕事が嫌になったからいきなり辞めた。

頑張れなかった原因は「計測可能な具体的目標」がなかったからじゃないかと思う。このことを学生時代からわかっていれば、学業や受験で頑張れたかもな、と遠い目をしてみたりした。

今後は目標というか到達点を決めてコツコツと淡々と過ごしていきたい。

ハローワークに行った

月曜日と金曜日にハローワークへ行った。1回目は失業者としての登録。2回目は失業者としての立ち振る舞いを学ぶ説明会へ参加した。失業保険を貰うための具体的な方法を教えていただいた。

説明会には老若男女100名以上が参加していた。全員無職かと思うとすごい光景だった。中には4人連れのおばさま軍団もいて、会社かパート先が倒産したのか?と聞きたくなった。聞いたら教えてくれそうなくらい気さくな人たちだった。

自分もこの無職100人隊を構成する一部なのだと思うと勇気が出た。

「自分の時間」という有名な本を読んだ

アーノルド・ベネットという人が書いた本。

さっき読んだ。1時間くらいでサクッと読めて、やる気が出る良い本だった。

書かれていることは以下の通り。

  • 自分の時間を確保して熱中できる何かに取り組む
  • 時間は毎日1時間、週に7時間でOK
  • 精神的向上を目的とする

「仕事さえなければ」「時間さえあれば」「アレもコレもしたい」と思っていたのに、いざ仕事を辞めて時間が手に入ったら何もしていない自分がいたので、読んだ。

マルクス・アウレリウスの自省論ポチった。読みづらすぎて挫折したら元も子もないので、NHKテキストの100分de名著の方を買った。届いたら毎日時間をかけて読んでみようと思う。

4泊5日八重山諸島旅行

無職期間中に何か普段できないことをしておこうと思い、旅行へ。

寒さにうんざりしていたので、暖かくて人が少なそうな八重山諸島にしてみた。

暑くもなく寒くもない、湿度が高くて過ごしやすかった。人も少なくて悪くない選択だったと思う。

4泊5日の旅程

2/6(月)市役所→石垣島

2/7(火)石垣島西表島

2/8(水)西表島

2/9(木)西表島石垣島竹富島

2/10(金)竹富島石垣島→帰宅

2/6(月)国保加入、石垣島

市役所で国民健康保険に加入、保険証受け取る。そのまま電車で福岡空港へ。

マジで無職になったんだなあ、とぼんやり考えながら電車に揺られる。

市役所での手続きに時間がかかって間に合わなかったら困るから早めに行動したら早すぎて時間を持て余した。

タリーズで本を読みながら時間を潰す。性格的に時間に余裕を作りたいので早め早めに手続きを済ましてしまい、搭乗口前でも1時間くらい暇を持て余した。

サラリーマン時代に出張でいつも利用していてポイントが貯まってるという安易な理由で東横インに泊まることにした。市街地の外れ、貨物船ターミナル付近にあり、何だか石垣島に来たという感じがしない。船の排気ガスで空気が悪い。

東横イン(出張で毎年60泊くらい利用してた)

昼食を食べ損ねていたため小腹を満たすべく16時ごろダグズバーガーへ。オリオンビールとポテトを注文した。隣に関西弁のおばちゃんがいて、本当にどこに来たのか分からなくなってきた。

ホテルに戻って休憩。コーヒーを飲んで本を読んでYouTube見てゴロゴロしてしまう。家にいる時と同じ行動をしている。

街に繰り出して飲食店を探すのがめんどうで億劫になる。一人居酒屋が苦手だ。しかし旅行に来て定食ってのも。

しかも十六日祭とかいう旧正月?で全然店が開いていなかった。

開いてる店の中から空いてそうでカウンター席のある店をチョイスしたが、ほぼワンオペ状態でなかなか注文できそうになかったので早々に退店。

食に恵まれない旅が始まる

近くの店で八重山そば食べてホテルへ。早めに就寝。

2/7(火)西表島

旅行日程に疑問を感じたので、朝から宿のキャンセルや予約などを行う。熟考しすぎて2時間を失う。

せっかく旅行に来ているのに10時までホテルでダラダラ過ごした。家帰りたい。

フェリーで西表島へ。何も考えずに大原港の方で宿を予約したが、何もない。何もないところへ行きたかったのでいいのだが、かなり何もない。

西表島に上陸して宿の近くまで30分歩く。暑い。空気に夏の匂いを感じる。気持ちが良い。

宿の近くの飲食店「かじやー食堂」へ。そば定食を注文。

そば定食1,100円、美味しかった

ゲストハウスにチェックインして荷物置く。広々清潔、居心地の良さそうな場所で安心した。ここに2泊する。

ゲストハウスしまおとや

レーシングスタイルなママチャリ(ブレーキが効かない)を借りてサイクリングへ。

道がつながっている果てまで片道1時間、往復19km、アップダウンがあってくたびれた。曇っていたけど海が綺麗で静かな場所だった。観光客も全くいなかった。

往復19kmを共にした愛車(無料)

そこらじゅうにヤギと牛がいた。人に無関心なヤギと牛。最初はテンションが上がって写真や動画を撮っていた。帰る頃にはこちらがヤギと牛に無関心になっていた。

なぜか急に思い立ってセルフタイマーとインカメラで自撮りしてみた。綺麗な海をバックに。妻に送りつけたら爆笑していた。自撮りをしたことなかったが、旅の思い出を作るには良い方法だと思った。風景や食べたものを撮影するのも良いけど、自分を撮っておけば、後から見返した時に面白いと思う。人のSNSやブログより自分の人生が一番面白いコンテンツなのでは。多分30代の男が観光地ですることではないのだが。

宿に戻ってオリオンビール飲んでたら他の宿泊者から声をかけられて談笑。妻以外の人間と会話したのが実に2週間ぶりくらいである。

その後コーヒーを飲みながら本を読んでゆっくりした。ゆっくりするため専用みたいな宿だった。土壇場で連泊にした自分を讃えたい。

夜は近所の共同売店で弁当を買って食べた。意外とおいしかった。他の宿泊者5名と酒を飲み交わし内容のない会話を消灯時間まで続けた。

しまおとやの個室、かなり良い

2/8(水)西表島、レンタカー、トレッキング

2月の西表島ではツバメが飛んでいる。そういう気候である。言うならば春と梅雨の間くらい丁度良い気候。

レンタカーを借りてドライブへ。一応目的地は2ヶ所。

1ヶ所目の浦内川観光船の乗り場へ。11:30発の便にギリギリ間に合った。

往復90分のトレッキング。日本の滝100選の1つという滝はあまり見応えがなかった。

それよりもジャングル感のある道を歩くのが楽しかった。地面がぬかるんでる場所もあるので、汚れてもいい靴でいった方がいい。

レンタカーに戻って飲食店を探すが、2月のオフシーズンは閉まっている店が多かった。

仕方なくスーパーでパンを買ってうなりざきという岬で食べた。

時間を持て余したのでイリオモテヤマネコの博物館へ。無料の割に内容が充実していて思いのほか楽しめた。白いイリオモテヤマネコもいるのか、と思ったら家猫との対比のための剥製だった。

世にも珍しい白いイリオモテヤマネコ

レンタカーを返却。ガソリン満タン返し、レギュラー197円。

レンタカー屋の店員さんが宿まで送ってくれた。おそらく30代後半から40歳くらいの女性だったが運転がワイルドだった。ハンドルを握る手の皮膚がいかにも島人といった感じで赤黒く日焼けしていて光沢があった。

宿で風呂に入って洗濯をしてビールを飲みながら本を読んだ。ここはゆっくりするための専用宿なのである。

18:30に共同売店で買ったおにぎりとアジフライ、鳥の唐揚げを温めて食べた。今日は弁当が売り切れていた。もう一本ビールを飲んだ。

21:30に寝た。

2/9(木)竹富島

朝、庭でコーヒーを飲む。寒くもなく暖かくもなくちょうどいい気温。湿度が微妙に高くて草花の匂いがムッとする。気持ちいい。古くて安くて田舎にある家を買って静かな庭でコーヒーを飲みたい。

車の音が聞こえない、たくさんの鳥が鳴いている。気持ちがいい。

この日は西表島から竹富島へ移動する。直行便もあったが時間が微妙だったため、一度石垣島へ戻って、フェリーを乗り換えて竹富島へ。

竹富島石垣島から近い。10分ほどで着いた。気軽に離島を味わえて良いと思う。

昼食「かにふ」で1,100円のゴーヤチャンプルを食べた。可もなく不可もない。高いとは思う。店内は広くて涼しい。

ゴーヤチャンプル1,100円

綺麗なビーチを2、3箇所回って宿で休息。シャワーを浴びて昼寝をした。もう何もしたくない。

愛車(1時間200円)

曇っていても青い

竹富島、内盛荘、そこは清潔で、とても明るい所

夕食、宿の食事。家庭料理、普通においしい。この旅でようやくまともな料理を食べられた。

することもないので、持参した本を読み進める。読み終わる。22時前に寝た。

2/10(金)石垣島から家へ帰る

6:30起床、7:00朝食、9:20宿を発つ。9:50フェリー出港、10:00 石垣島着。

することがないので、30分歩いてブックカフェへ向かう。11:00ブックカフェに到着

品揃えが良いとは言えないが贅沢は言えない。文庫本を1冊購入。

市街地へ戻ってハンバーガー屋。旅割のクーポンを使った。

感想?感想は特にない

バスに乗って早すぎる空港着、今回の旅行は何をしていても時間を持て余している。

スタバでコーヒー買おうかと思ったがファミマにした、150円。

待ち時間と機内でさっき買った本読了。首が痛い。

福岡空港に着いて地下鉄に乗り換えて自宅へ向かう。

スーパーでオリオンビールといなり寿司買って帰宅した。

4泊5日八重山諸島旅行の費用

  • 飛行機:25,680円
  • 宿泊費:13,480円
  • 交通費:7,520円
  • 食費:16,789円
  • その他:3,798円
  • 合計:67,267円

旅の荷物

ピーチの一番安いプランで航空券を予約したので、手荷物の重さに制限(7kg)があった。荷物を預けるのに金もかかる。そのため荷物はリュック一つに収めた。

  • Tシャツ1枚、ロンT1枚
  • ハーフパンツ1枚
  • パンツ3枚、靴下2足
  • タオル2枚
  • キャップ
  • 洗面道具
  • 充電器
  • 文庫本2冊
  • 日焼け止め

合計4kgほどになった。制限の7kgの手荷物って結構重たいな。

旅行の感想

2月の八重山は暑くもなく寒くもなく湿度が高くて新緑が綺麗な時期だと思った。観光客も少ない。何もしなくても気候が良いだけで気分も良くなる。

毎日10km以上歩いた。本を3冊読んだ。それだけで十分である。

家に帰ってゆっくりしたいと思い、なんで旅行なんかに来てしまったんだろうと思っていたのに、家に着く頃には「次はどこへ行こうかな」なんて考えてしまっていた。

想像していたような沖縄旅行ではなかったけど、それはそれで悪くない旅行だった。

今後はあと少しだけ無職生活を送る

新しい1週間が始まってしまうが、僕はいまだに無職である。現在24連休目。

明日、ようやくハローワークへ行って失業認定してもらう。2週間ロスしたが、別にいい。ゆっくり自分のペースで進みたい。

気持ちに余裕を持って無職生活を楽しむために健康を支出を抑えていきたい。

具体的にはランニングを継続して、酒をやめる。来週の土曜日まで1週間、禁酒してみたいと思う。

竹富島の宿の部屋の窓がいい感じだった