想像移住

進む時間の速さに追いつけない

2023年3月台湾旅行記、1日目(士林夜市、台北市街地散策)

台湾旅行に行ってきた。

一人で海外に行ったことがなかったので、時間を持て余している今、行ってみようと1週前に決断したのである。急に行くことにしたので、あまり下調べせず、気の向くままに歩き回る旅となった。

日程

3泊4日の日程だが、最終日は午前6:45飛行機で帰国するため、実質3泊3日。

出発

JRで博多駅まで移動、博多バスターミナルはかなり混雑していた。特に太宰府行きのバスが長蛇の列に。大学生の卒業旅行や、海外からの旅行者が多い印象だった。

福岡空港国際線行きのバスは、全員座れるくらい空いていた。

バスの中でイヤホンを家に忘れてきたことに気が付く。さらに、11:55発の飛行機だと思っていたのが、実は10:55ということに気がついて冷たい汗が流れた。間に合わない可能性が十分にある。

空港内をダッシュして、チェックインカウンターへ向かう。幸運なことに、全く人が並んでおらず、3分ほどでチェックインを終えられた。

LCCのタイガーエアを利用した。手荷物のサイズや重量が厳しいと聞いていたので、1泊が限界くらいのサイズのバックパックに3泊分の荷物を詰め込んだ。実際のところ、バックパックなら多少サイズをオーバーしていても問題なさそうだった。

LCCとはいえ、意外とシートは広い(筆者183cm)。海外に行くときにLCC以外を利用したことがないので比較できないが、3時間くらいなら全然余裕だった。

機内は台湾へ帰る台湾人と、卒業旅行らしき若者が多かった。学生の頃に海外に行くっていいなあ、とぼんやり遠くを見つめる。

台湾に到着、SIMと現金、悠々カードを入手

台湾、桃園国際空港に到着。飛行機ってめっちゃすごいな、なんなんだ飛行機って、とか思う。あとこんな便利なものがあるのに、コロナで全く海外に行けなかったって結構すごいことだなあ、など思う。

入国カードが機内で配布されなかったので、タイムロス。オンライン入国カード推奨なのか。

SIMカード購入、5日間無制限で300元。1,300円くらい。最終日は空港から出なかったし、今となっては3日分でもよかったと思う。

空港のATMでキャッシング、5000元(約22,000円)2019年なら18,000円くらいだったのに、などブツブツ言う。

駅のカウンターで悠々カードというSuica的なカードを購入、チャージ込みで500元。これは絶対買っといた方がいい。

台北市街地をあてもなく歩く

この雑居ビルの2Fがホテルになってる

電車で台北駅まで行って、そこから徒歩15分でホテルへ。初めて場所、しかも海外なので目が泳ぐ。10:55の飛行機に乗って、移動していただけで既に16:00。

ホテルにチェックインして荷物を置いて、目的もなく一旦外出。裏路地を歩いてる時に目についた飲食店へ入ってみた。注文方法が分からず、座っていても何も起きなくて、諦めようかと思ったが、グーグル翻訳で「どうやって注文しますか?」と文章を出して店員に尋ねた。入口にある紙に書いて注文とのこと。わかるかーい!

小籠包と麺を注文してみた。味はかなり美味しくて、しかも安い(71元、約310円)。

移動して三越の地下のフードコートにて杏仁豆腐を食べた(90元、役390円)。あまり美味しくはなかった、というか元々杏仁豆腐がそこまで好きではない可能性がある。

さらに北上してぐんぐん歩く。この日は最終的に15km歩いていた。

士林夜市

この日唯一の目的地である士林夜市に到着。意外と人が少ない、閑散としている。平日の18時ごろだからかと思うが。

ざっと見て回って、地下の美食街なる場所で夕飯とした。牡蠣のオムレツ、帆立のおかゆ、ビールを注文(230元、約1,000円)。かなり微妙な味だった。

さらに夜市をぶらぶら見物してタピオカミルクティを飲んだり(50元、約220円)、マッサージを受けてみたり(45分、600元、約2,600円)、屋台で焼売っぽい何(70元、約300円)を買って食べたりした。

ホテルへ

地下鉄でホテルの最寄り駅まで行って、コンビニでビール買って(156元682円)、ホテルの下にあった屋台で水餃子買って(70元、300円)、ホテルで飲み食いして寝た。

客引きもいないし、暗い裏路地を歩いても特に危険は感じなかった。

知らない場所にいるだけで楽しい。街に溶け込みながら歩き回るのは楽しい。こういうことって20代のうちに済ませておくべきだなあ、と思いながら初日を終えた。